TOSH-TEC オリジナルスプロケットは 
isa アイエスエーで製作していただいています。


「isa アイエスエー」 とは

アイエスエーは高精度なマシニングを得意とする“クラフトマン集団”です。生み出す製品は本社工場で厳しい管理のもと一貫生産されています。

 

FRONT SPROCKET

量産品世界初の製法による“超高精度”


歯形はエンドミルで削り出し加工をしています。

ドライブスプロケットにおいて究極の精度を出すには“歯形まで削り出す”マシニング加工が最良の方法です。しかし素材の堅さ、加工の難しさ、それにともなうコストの問題で量産ではこの製法を採用するメーカーはありませんでした。アイエスエーはドライブスプロケットの生産を開始するにあたり、究極のドライブスプロケット完成を目標とし、これらの諸問題をクリア。本質的に精度が低下する要因を持たないため測定限界に迫る真円度の高さを実現しました。


特注部材による“高強度”

強度と耐摩耗性に優れ、加工の際のゆがみを極小にできる特注のSCM調質材(クロモリ)を使用。この特注の部材があってこそ歯形まで削り出すマシニング加工が可能となります。

焼き入れ+ショットピーニングで無類の耐摩耗性

どんなに上質な素材と加工方法でも表面処理がおろそかでは意味がありません。加工が完了したドライブスプロケットは浸炭焼き入れを施し、表面硬度を高めつつ、ねばりを残しています。さらにショットピーニングによる仕上げを行い、最高の耐摩耗性と美しさを実現しました。


REAR SPROCKET

アルミスプロケットに必要な性能を“精度、強度、耐摩耗性”ととらえ、それぞれに最適かつ最高水準の加工技術、材料、表面処理方法を採用。アルミスプロケットの常識や概念をくつがえすクオリティとパフォーマンスを約束します。

特注部材による“強度”

isaランディングページ

アイエスエーは特注の部材を使用しています。

部材の種類は“A7075-T6”、別名“超々ジュラルミン”と呼ばれるこの部材は、アルミスプロケットでは一般的なものです。しかしアイエスエーはさらに一歩踏み込み、素材メーカーの協力を得て通常のラインナップにはない厚みのフラットな特注の部材を使用しています。

なぜ、特注なのか?

切削加工には必ずゆがみの可能性があります。部材の厚みをスプロケットに最適な厚みにすることで切削量を減らし、加工時のゆがみの可能性を極力そぎ落としています。それが加工時間の短縮と材料の無駄を減らすことにつながり、高品質とリーズナブルな価格を実現しています。


測定限界に迫る“高精度”

アイエスエーは独自の同芯加工で真円に限りなく近い回転を実現しています。

スプロケットにおけるマシニング加工においてアイエスエーが最も重要ととらえているのは、センター穴とボルト穴の位置と穴径です。円周の歯形がどんなに精密でも取り付け部分がズレて、かたよって回転すれば意味がありません。
チェーン調整の際、遊びが不均衡な場合、スプロケットの偏芯が原因のケースがあります。アイエスエーは切削工程を連続させることで、個々の加工精度だけでなく、それらの相互間の寸法精度を飛躍的に高めています。合わせてセンター穴とボルト穴の公差を極限まで小さくし、真円度を測定限界に迫るレベルまで高めています。
高速で回転するスプロケットをいかにズレなく真円で回すこと。この当たり前のことを追求しつつ、美しいデザインにもこだわっています。

アルミスプロケットの常識をくつがえす“耐摩耗性”

アイエスエーのアルミスプロケットは数あるブランド製品と比べ圧倒的な耐摩耗性を実現しています。

それは精度の高さと合わせて表面処理(硬質アルマイト)が決め手です。アイエスエーが採用するダイアノ処理とは、“ダイアモンド”のように固い“アルマイト”という意味で創った造語。航空産業や軍需産業や航空機関連の規格をクリアし、一般的なアルマイトと比べ20倍の硬度を持ちます。50ミクロン厚の被膜が耐摩耗性を飛躍的に高め、さらに摩擦係数が非常に低く“滑りが良い”という特徴を併せ持ちます。アルミなのに持ちの良くフリクションロスが低いスプロケットです。
また、オフロード用には“泥はけ溝”を追加加工。おもに泥の噛みこみ防止や排出を狙っています。
特にマディ時のチェーン外れや、過度のチェーン張りなどのトラブル低減に効果的です。

About the owner

佐藤 泰子

確かな技術、そして深い愛情をもってバイクに向き合いたいと思っています。 エンジン・車体ともに安心してご使用いただけるパーツ・加工をご提供いたします。

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